40代男性がフリーランスWebデザイナーになるまで

30代のときに未経験でWeb業界に転職し、会社員のWebデザイナーとして約7年勤めた後、フリーランスWebデザイナーに転身し、約2年奮闘しています。そんな自分の経験談を書くので参考になれば幸いです。

現在の自分:小学3年生と妻の3人暮らし

約100万円を使い、スクールに通った

30代の未経験者がWeb業界に転職するとなると、20代と競合することになるので、早くスキルを上げるために、ナガセハイスクールという所に行って以下の講座を受講しました。

その当時は、どこのスクールも高い授業料で選択の余地がなかったですが、その自己投資も実り、Web業界に転職出来たので後悔はしていません。昨今では、侍テラコヤなどサブスクでオンライン講座が学べるコースもありますのでそちらを選択するのもおすすめです。

侍テラコヤを選ぶ5つのメリット

知り合いに「タダでいいのでホームページを制作させてほしい」と頼んで5作品作った

スクールで学んだ後でも、実際に作ってみると思い通りのレイアウトやデザインに出来なかったりします。また、作品が無いと面接どころか書類選考でほとんど落とされてしまうので5サイトほど作りました。

応募条件が未経験だけではなく、経験年数が3年であっても応募した

応募条件が、未経験募集の条件の場合、応募数が多く、20代が有利になるので、Web業界の経験年数が1~3年になっているところもどんどん応募しました。書類選考の時点で落とされることも多く、心が折れそうになりましたが、20~30件応募して6件ぐらいは面接までたどりつけました。

採用してくれた会社は3件ありましたので大体10%ぐらいの確率で転職に成功しました。

会社員になった後も勉強を続けて副業で仕事も獲得

採用頂いた会社では副業は禁止でしたが、従う必要は無いと思いながらやってました。
副業をすると、稼げることはもちろん本業にも活かされていくのでスキルは飛躍的に向上していきました。

仕事の獲得は友人や知り合いから頂くものもありましたが、以前に勤めていた会社からも定期的に依頼して頂けるようになり、少しずつ安定的な収入が稼げるようになりました。
副業が会社にばれるのではと思う人もいるかと思いますが、妻をフリーランスになることを勧めて妻の方に売り上げが上がるようにしました。その方法であれば、何も問題ありません。

日々の貯金を貯めてフリーランスに転身。勤めている会社と交渉し、請負契約を獲得

このことがないと、フリーランスの日々はうまくいってなかったいってもいいです。
仕事を辞めることを伝え、直属の上司に請負で使ってほしいと伝えました。

定期的な仕事の依頼を頂くことはないですが、今のところ、毎月何かしらWebの案件を頂いています。

現在の自分は企業案件が2件なので、月によっては収入が一桁になってしまうこともあります。

でも、妻の方も務めていた会社から仕事を依頼していただけるようになったので
合算した収入になるのでなんとか生活を続けていけてます。

よくクラウドワークスやランサーズ、ココナラで案件を獲得していくことを勧めている人がいますが、単価がとてつもなく安いです。さらにそれぞれの仲介会社が、手数料を約30%も中抜きするので多くの時間を使った割には収入が少ないので絶望することになると思います。

遠回りかもしれませんが、企業で数年勤めてからその会社から請負で仕事を頂くことが現実的だと思います。

最後に

フリーランスWebデザイナーになるのは、名乗ればだれでもその日からなれます。
しかし、収入を得られるようになるのは難しいです。
初案件をもらえてもその時限りで仕事をもらえなくなったりすることもあります。
でもあきらめずにコツコツ続けていれば、希望はあると思います。
そしてWeデザイナーにこだわる必要はありません。プログラムは動画編集など少し学べば水平展開していけるので色んなことに挑戦していくことが大事だと思います。

以上、ここまで読んでいただいてありがとうございました。
あなたの人生が豊かになることを心から願っています。

Profile

夫婦2人でフリーランスとして活動しています。
夫はWebデザイナーで10年の経験があり、妻はDTP(Desktop Publishing)の仕事を25年間やっています。一緒にクリエイティブ業界で奮闘中です。
本業をしながら、フリーランスの働き方やWeb・クリエイティブなどに関わる情報を発信しております。
ポートフォリオや制作の相談などありましたら、お問い合わせフォームよりお気軽にご相談ください。